2025年 | プレスリリース?研究成果
植物の栄養繁殖を調節するホルモン作用を発見 植物が生殖を介さず旺盛に繁殖するしくみの起源解明につながる成果
【本学研究者情报】
〇生命科学研究科 教授 経塚淳子
【発表のポイント】
- コケ植物であるゼニゴケは、植物ホルモンであるサイトカイニンの生合成を调节することにより、环境条件に合わせて栄养繁殖の程度を适切に调节していることを発见しました。
- 环境からの情报は、まず、未同定の植物ホルモン「碍尝」の働きを调节し、碍尝からの信号がサイトカイニンを介して栄养繁殖遗伝子を诱导するというホルモン作用の流れを解明しました。
- コケ类は陆上で最初に分岐した植物グループであり、今回の発见は栄养繁殖を调节する仕组みの起源や进化の解明につながる画期的な成果です。
【概要】
植物は、种子によって殖えるだけでなく、叶や根など体の一部からクローン个体を作る栄养繁殖によっても旺盛に増殖します。栄养繁殖をいつどのくらい行うかは环境に合わせて巧みに调节されていますが、その调节の仕组みはほとんど未解明でした。
东北大学大学院生命科学研究科の小松爱乃助教、経塚淳子教授らの研究グループは、2023年に植物ホルモン碍尝(実体は未同定)がコケ植物ゼニゴケの栄养繁殖を量的に调节することを报告しました。今回、その研究を発展させ、碍尝からの信号は别の植物ホルモンであるサイトカイニンの合成量を调节しており、その结果として栄养繁殖が调节されることを见出しました。本研究は、环境に合わせて栄养繁殖を调节するホルモン作用の流れを明らかにした画期的な成果です。
研究成果は、2025年2月1日 (日本時間) にNature Communications誌 (電子版) に掲載されました。
【论文情报】
タイトル:KAI2-dependent signaling controls vegetative reproduction in Marchantia polymorpha through activation of LOG-mediated cytokinin synthesis
著者: Aino Komatsu, Mizuki Fujibayashi, Kazato Kumagai, Hidemasa Suzuki, Yuki Hata, Yumiko Takebayashi, Mikiko Kojima, Hitoshi Sakakibara and Junko Kyozuka*
*責任著者:东北大学大学院生命科学研究科 教授 経塚 淳子
掲載誌:Nature Communications
顿翱滨:
问い合わせ先
(研究に関すること)
东北大学大学院生命科学研究科
教授 経塚 淳子
TEL:022-217-6226
Email: junko.kyozuka.e4*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
(报道に関すること)
东北大学大学院生命科学研究科広報室
高桥さやか
TEL: 022-217-6193
Email: lifsci-pr*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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