2024年 | プレスリリース?研究成果
災害後の歴史資料の救出?保存支援は被災者の心の復興に寄与 ―統計的データ分析で裏付け―
【本学研究者情报】
〇灾害科学国际研究所 特任教授(客员) 上山眞知子
【発表のポイント】
- 东日本大震灾によって个人が所有する歴史文化资料(史料)が被灾した后、第叁者によって史料の救出?保存支援を受けた人たちに焦点を当て、この支援が史料所有者の心の復兴にどのように影响したか、心理学者(临床心理士资格保有者)?歴史学者の连携で明らかにしました。
- 灾害后の史料の救出?保存支援が被灾者のレジリエンス(灾害などの困难に适応すること)に寄与し得ることを、统计的データ分析で里付けました。
- 特に、被灾后3カ月以内に支援を受けた人たちの多くは、支援や史料、震灾経験を肯定的に捉え、その后の地域社会とのかかわりも多いことがわかりました。一方、支援を受けた时期が遅かった人たちは経験を否定的に捉える倾向がありました。被灾程度は回答に影响していませんでした。
【概要】
日本では、歴史文化资料(史料)の多くを地域の个人が所有しています。
东北大学灾害科学国际研究所の上山眞知子特任教授(客员)らによる研究グループは、所有する史料が东日本大震灾によって被灾し、狈笔翱法人による史料の救出?保存支援を受けた人たちの协力を得て、この支援が史料所有者に及ぼした影响を调査しました。研究协力者に、支援から连想されるイメージを话してもらい、その内容を统计的に分析した结果、灾害后の史料の救出?保存支援が被灾者のレジリエンスに寄与し得ることが统计的データ分析で里付けられました。被灾后3カ月以内に支援を受けた人たちは震灾経験を肯定的に捉える倾向があり、救出された史料を活用して地域社会の復兴に取り组んだ人もいた一方で、支援时期が遅かった人たちは経験を否定的に捉える倾向がありました。被灾程度は回答に影响していませんでした。
本研究成果は2024年12月1日、Journal of Disaster Research vol.19 no.6に掲載されました。
図1. 史料の救出?保存支援から連想する言葉を「史料救出」「感謝」「歴史」のカテゴリーに分けた際、それぞれに対する肯定的?否定的イメージの出現を比較した表。被災の程度(全壊または半壊)では大きな差は見られないが、支援を受けた時期に着目すると、3カ月以内に支援を受けた群のほうが肯定的イメージの出現が有意に高かった。
【论文情报】
タイトル:A Psychometric Evaluation of Preserving Cultural Heritage as a Form of Psychosocial Support
著者:Machiko Kamiyama*, Masae Sato, Reika Ichijo, Daisuke Sato, and John Morris
责任着者:上山眞知子* 东北大学灾害科学国际研究所 特任教授(客员)(心理学、临床心理士)
掲載誌:Journal of Disaster Research vol.19 no.6, pp. 886-895
顿翱滨:
※着者一覧については、下记のプレスリリース本文をご覧ください。
问い合わせ先
东北大学灾害科学国际研究所 広报室
TEL: 022-752-2049
Email: irides-pr*grp.tohoku.ac.jp
(*を蔼に置き换えてください)

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