2024年 | プレスリリース?研究成果
小鳥が注意を向けている対象を客観的に判断 小鳥の視線を可視化する行動解析システムを開発
【本学研究者情报】
〇生命科学研究科 教授 安部健太郎
【発表のポイント】
- 実験室での小鸟の自然な动きと视线を解析するモーションキャプチャー行动解析システムを开発しました。
- 开発したシステムを用い、小鸟が他个体との相互作用中にとる行动や、液晶モニタ内に提示された个体に対して取る行动の详细を観察しました。
- 小鸟は対象に応じて行动を変化させたり、左右の视野を使い分けたりすることを明らかにしました。
【概要】
一般に小鸟と呼ばれる鸣禽类(スズメ亜目)は、社会性が高く、音声や动作を用いて仲间とコミュニケーションをとりますが、彼らがどのようにして他の个体を认识し、注意を向けるのかについて客観的に観察することは困难でした。
东北大学大学院生命科学研究科の藤林瑞季(ふじばやし みずき)博士前期课程大学院生、安部健太郎(あべ けんたろう)教授(高等研究机构?言语础滨研究センター兼任)は、小鸟の注意视线を可视化できる行动解析システムを新たに开発しました。これは、小鸟の头部にプラスチック製の軽量マーカーを设置し、その动きを高精度に追う、マーカー付きモーションキャプチャーシステム(注1)で、头の倾きから小鸟の视线を计测できます。この解析システムを用いてキンカチョウが相手によって左右の视野を使い分けること、モニタに提示した仲间の动画にも同様に反応することを明らかにしました。
小鸟が音声?非音声コミュニケーション时にどのように情报を认识し注意を向けるのかを解析し、动物コミュニケーションの脳内机构の解明に贡献することが期待される成果です。
本研究成果は9月4日にCell Reports Methods 誌(電子版)に掲載されました。
図. 開発した行動解析システムのイメージ図
本研究では头部に装着した色付き軽量マーカーおよび体の动画解析から鸣禽类の体の位置と向き、および头の角度の情报を高速?高精度に取得、彼らの视线を明らかにし、何に注意を向けているのかを判断します。
【用语解説】
注1. モーションキャプチャーシステム:被検体の体に小型のマーカーを装着し、カメラで個々のマーカーの位置を記録することにより体の部分の動きを詳細に解析する技術。機械学習を使用したマーカー不要のトラッキング法も近年開発が進むが、より高速かつ高精度に動物の体の動きを解析できる利点がある。
问い合わせ先
(研究に関すること)
东北大学大学院生命科学研究科
教授 安部 健太郎
TEL: 022-217-6228
Email: k.abe*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
(报道に関すること)
东北大学大学院生命科学研究科広報室
高桥さやか
TEL: 022-217-6193
Email: lifsci-pr*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)