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ミトコンドリアの働きの低下による筋細胞の崩壊メカニズムを解明(モデル生物線虫を用いた実験成果) ―加齢や疾患に伴う筋萎縮の予防に期待―

【発表のポイント】

  • ミトコンドリアは、细胞内のエネルギー产生において中心的な役割を担う细胞小器官で、筋肉の活动や発达、维持においても不可欠である。一方で、加齢や疾患に伴い、その机能が低下すると筋肉の急速な萎缩が进行することが知られている。
  • 今回、モデル生物を用いて、ミトコンドリアの働きが低下した际に、筋细胞内のカルシウム浓度が上昇し、その结果、筋细胞の外侧で细胞间の接着や维持に重要な细胞外マトリックス*1のコラーゲン成分が分解され、最终的に筋の崩壊に至る経路を突き止めた。
  • 今后、加齢や様々な疾患に伴う筋萎缩の予防や治疗につながる可能性が示唆される。

【概要】

加齢や疾患に伴うミトコンドリアの障害により、筋の萎缩や崩壊が生じることは良く知られていましたが、その详细なメカニズムについては解明されていませんでした。东北大学大学院生命科学研究科の东谷篤志教授らの研究グループは、英国ノッティンガム大学ならびにエクセター大学との共同研究により、モデル生物の1つである线虫を用いて、ミトコンドリア障害时に筋细胞内のカルシウム浓度が上昇し、その结果、筋细胞の外侧で细胞间の接着や维持に重要な细胞外マトリックスのコラーゲン成分が分解され、最终的に筋の崩壊に至る経路を解明しました。さらに、カルシウムの过剰流入を抑えること、フーリン*2活性を抑えること、マトリックスメタロプロテアーゼ*3を抑えることなど、いずれかのステップを抑えることで、筋萎缩を抑制できることを証明しました。また、线虫の筋ジストロフィー疾患モデルにおいても、これらのいずれかのステップを抑えることで、筋疾患の进行を遅らせることができることも明らかになりました。

本研究成果は、米国実験生物学会連合誌FASEB Journalに6月4日付けでEarly onlineとして掲載されました。

【用语説明】

*1 細胞外マトリックス:細胞の外側に存在する物質で、主に、コラーゲンなどの成分からなり、細胞間をつなぎとめ細胞や組織を安定に保護する役割がある。

*2 フーリン:カルシウム依存的なエンドペプチダーゼの1つで、マトリックスメタロプロテアーゼなどの前駆体(不活性型酵素)の一部を切断し分解することで、活性型酵素に転換させる酵素。

*3 マトリックスメタロプロテアーゼ:主として、コラーゲンなどの細胞外マトリックスの分解に関わる酵素。

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问い合わせ先

(研究に関すること)
东北大学大学院生命科学研究科
担当:东谷 篤志(ひがしたに あつし)
电话番号:022-217-5715
贰メール:补迟蝉耻蝉丑颈.丑颈驳补蝉丑颈迟补苍颈.别7*迟辞丑辞办耻.补肠.箩辫(*を蔼に置き换えてください)

(报道に関すること)
东北大学大学院生命科学研究科広報室
担当:高桥 さやか(たかはし さやか)
电话番号:022-217-6193
贰メール:濒颈蹿蝉肠颈-辫谤*驳谤辫.迟辞丑辞办耻.补肠.箩辫(*を蔼に置き换えてください)