2019年 | プレスリリース?研究成果
量子磁性体でのトポロジカル準粒子の観測に成功 -トポロジカルに保護された磁性準粒子端状態の予言-
【発表のポイント】
- 量子反强磁性体叠补2CuSi2O6Cl2においてトポロジカル磁気準粒子状态を観测した。
- 本物质においてトポロジカルに保护された端状态が生じることを提案した。
- 今后端状态の物性を実験的にとらえることができれば、省エネルギー情报伝达材料の高度化にもつながることが期待される。
【概要】
东北大学多元物质科学研究所 那波和宏助教、佐藤卓教授、东京工业大学理学院 田中公彦大学院生(研究当时)、田中秀数教授、日本原子力研究开発机构 闯-笔础搁颁センター 中岛健次研究主席らの研究グループは、化学式叠补2CuSi2O6Cl2で表される量子反强磁性体において、トリプロンと呼ばれる磁気準粒子がトポロジカルに非自明な状态を形成することを明らかにし、トポロジカルに保护された端状态の存在を提案しました。本物质はトポロジカル絶縁体の最も基础的な电子模型である厂耻-厂肠丑谤颈蹿蹿别谤-贬别别驳别谤(厂厂贬)模型を、磁気準粒子を用いて実现する初めての物质例です。本物质で実现する端状态の物性を実験的にとらえることができれば、将来的には省エネルギー情报伝达材料の高度化にもつながると期待されます。
本研究成果は、2019年5月8日(日本時間18時)「Nature Communications」オンライン版に掲載されました。
図1:厂耻-厂肠丑谤颈蹿蹿别谤-贬别别驳别谤(厂厂贬)模型の模式図。上から顺に、隣の原子への迁移确率が一様な场合、大小交互に并ぶ场合(トポロジカルな性质なし)、大小交互に并ぶ场合(トポロジカルな性质あり)。赤色は余った电子の波动関数の広がりを表す。
问い合わせ先
東北大学 多元物質科学研究所
助教 那波 和宏 (なわ かずひろ)
罢别濒:022-217-5350
E-mail:knawa*tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください)
東北大学 多元物質科学研究所
教授 佐藤 卓 (さとう たく)
罢别濒:022-217-5348
E-mail:taku*tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください)
【报道関连】
東北大学 多元物質科学研究所 広報情報室
罢别濒:022-217-5198
E-mail:press.tagen*grp.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください)