2018年 | プレスリリース?研究成果
蚊がゴクゴクとゴックンを饮み分ける仕组みを発见
発表のポイント
- 2つのポンプを使って液体の饵を饮み込む生物は広く世界に存在していますが、ポンプが2つある必要性は不明でした。
- 头部大小2つのポンプを使って饵を吸い込む蚊は、2つのポンプを巧みに使い、2种类の饮み方を行っていることを発见しました。
- この成果は、粘りの强い饵を捕食する生物の巧みな吸引方法を明らかにし、将来的には、マイクロスケールの流体駆动デバイスの设计などに役立つと期待されます。
概要
蚊が饵を饮み込む际に、吸血のように连続的に饮み込む时(连続モード:ゴクゴク)と、针内に詰まりがあったりや粘り気の强い花蜜を力强く饮み込む时(バーストモード:ゴックン)と、2つのポンプを巧みに使い分けていることを発见しました。
菊地謙次(東北大学大学院工学研究科 准教授)、Mark A. Stremler(米国バージニア工科大学 教授)、 Souvick Chatterjee(米国バージニア工科大学 ポスドク)、Wah-Keat Lee(米国ブルックヘブン国立研究所 主任研究員)、望月修(東洋大学 教授)、John J. Socha(米国バージニア工科大学 准教授)の研究グループは、シンクロトロン放射光を利用してX線位相コントラスト顕微鏡を構築し、蚊の頭部を透視することで、内部のポンプ運動の可視化に成功しました。そして、実験と理論解析により、ポンプの飲み込むモードによって吸い込み圧力を制御していることを明らかにしました。
こうした蚊は、普段交互に动かしているポンプを、吸引力を上げたいときに同时にポンプを动かして、のどの詰まりや粘り気のある饵を効率的に饮み込み过酷な生态环境を生き延びてきたと考えられます。この成果は、连结した微小のポンプによる巧みな吸引方法を明らかにし、将来的には、マイクロスケールの流体駆动デバイスの设计などに役立つと期待されます。
本成果は、2018年3月20日(英国時間10時)のScientific Reports(オンライン)に掲載されました。本研究は、日本学術振興会科学研究費補助金の助成を受けて行われました。
论文情报
著者: Kenji Kikuchi, Mark A. Stremler, Souvick Chatterjee, Wah-Keat Lee, Osamu Mochizuki, John J. Socha
題目:Burst mode pumping: A new mechanism of drinking in mosquitoes
雑誌:Scientific Reports, (2018)
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図:头部のポンプを大きく広げてゴックンと饮み込む瞬间を捉えた画像(黄色部が拡张されたポンプ)
问い合わせ先
(研究に関すること)
東北大学 大学院工学研究科 ファインメカニクス専攻 准教授
菊地 謙次(きくち けんじ)
笔丑辞苍别:022-795-5029
贵补虫:022-795-6959
贰-尘补颈濒:办别苍箩颈*辫蹿蝉濒.尘别肠丑.迟辞丑辞办耻.补肠.箩辫(*を蔼に置き换えてください)
(报道に関すること)
東北大学 大学院工学研究科 情報広報室
马场 博子
笔丑辞苍别:022-795-5898
贰-尘补颈濒:别苍驳-辫谤*驳谤辫.迟辞丑辞办耻.补肠.箩辫(*を蔼に置き换えてください)