2017年 | 受賞
工学研究科の卒業生である小川由希子さんがロレアル - ユネスコ女性科学賞 日本奨励賞を受賞
平成29年3月に本学工学研究科博士後期課程を修了された小川由希子さん(国立研究開発法人物質?材料研究機構 日本学術振興会特別研究員)が、本学在籍中の研究成果を評価され、「ロレアル - ユネスコ女性科学賞 日本奨励賞(物質科学分野)」を受賞されました。
「ロレアル - ユネスコ女性科学賞 日本奨励賞」は、日本の若手女性科学者が、国内の教育?研究機関で研究活動を継続できるよう奨励することを目的として、2005年11月、日本ロレアル社が日本ユネスコと国内委員会との協力のもと創設されました。
研究タイトル
构造変化を利用した新しい高机能マグネシウム合金の开発
研究概要
マグネシウム合金は実用合金の中で最軽量であることから、次世代构造材料として古くから期待されており、电子机器部品の筐体や、自动车部品などに応用されています。しかし、マグネシウム合金が持つ六方稠密构造に由来する加工性の悪さから、依然としてその用途は限られています。
受赏者は、マグネシウムにスカンジウムを加え、その结晶构造をサイコロのように等方的な体心立方构造にすることで加工性の向上を図ると共に、従来のマグネシウム合金では达成できない新しい组织制御によりマグネシウム合金の高机能化を目指しました。その结果、加工性および强度の大幅改善に加え、変形させても形状が元に戻る形状记忆特性という、従来マグネシウム合金では考えられなかった机能性の付与に世界で初めて成功しました。本形状记忆マグネシウム合金は、従来の形状记忆合金より70%程度軽く、人工卫星のフレームなど、打ち上げコスト削减のために軽さが求められる宇宙材料への応用が期待されます。更には、マグネシウムが持つ生体吸収性といった特徴を生かした医疗材料への适用も可能になります。特に、血管の狭窄を押し広げるステント材料として形状记忆合金が注目されていますが、治疗完了后には体内に吸収される新しいタイプの形状记忆マグネシウムステントといった応用范囲も広がります。今后は実用化に向け、更なる强度の向上や形状记忆动作温度の上昇、また、生体适合性评価など新规な研究の展开が期待されています。
问い合わせ先
工学研究科情报広报室
罢贰尝:022‐795‐5898
贰尘补颈濒:别苍驳-辫谤*别苍驳.迟辞丑辞办耻.补肠.箩辫(*を@に置き换えてください)


