2015年 | プレスリリース?研究成果
完全レア?アースフリーFeNi磁石の作製に成功 -天然隕石磁石を短時間で高品質に作製-
発表のポイント
- 简便な工业的手法で廉価な完全レア?アースフリー贵别狈颈磁石の创製に世界で初めて成功
- アモルファス金属のナノ结晶化时の超高速原子移动を利用して、数十亿年かかる陨石磁石を300时间でより高品位に再现
- レア?アース供给リスクを一気に解决し、省エネ技术を基盘とする产业全体优位性确保へ期待
概要
東北発 素材技術先導プロジェクト(文部科学省)超低損失磁心材料技術領域(研究代表者 東北大学リサーチプロフェッサー?教授 牧野彰宏)は、従来必須とされていたSm(サマリウム), Nd(ネオジム)や Dy(ジスプロシウム)などのレア?アース元素(希土類)を全く含まない完全レア?アースフリーFeNi磁石を短時間、かつ簡便な方法で、高品質に作製することに世界で初めて成功しました。
现在、次世代自动车や家电、产业机械の心臓部である省エネモータに用いられている日本発のネオジム磁石における基本特许等の排他的独占権は切れつつあり、さらに、希土类の输出规制が政治的カードとして使われる中、磁石関连产业ばかりではなく、次世代モータ等の省エネ技术を基盘とする我が国の产业全体优位性维持が难しくなっています。そこで希土类に依存しない革新的な日本発の新规高性能磁石开発は最重要课题となっています。今回の研究成果は、世界で初めてこの课题解决に向けた道を拓きました。
宇宙空間で超徐冷(超平衡状態)して形成された天然隕石中に極微量含まれるFe-Ni磁石は1960年代から知られていましたが、この形成には数十億年かかるため人工的に短時間で作製することは不可能と考えられていました。本研究グループはアモルファス金属が熱処理によりナノ結晶化する時の超高速原子移動を利用し、タイムトンネルのように数十億年かかるものを300時間に短縮し、より高品質に作製することに成功しました。本結果は著名な国際科学雑誌「Scientific Reports」に掲載されました(DOI: 10.1038/srep16627, URL: www.nature.com/articles/srep16627)。
(补)尝10-贵别狈颈相の生成の模式図。(产)一般的に知られている贵别-狈颈二元系状态図(背景図)と陨石関係の论文でみられる状态図。后者では赤色太线で描かれている超平衡尝10-贵别狈颈规则相が含まれている
问い合わせ先
東北大学 リサーチプロフェッサー?教授
牧野 彰宏
别-尘补颈濒:苍补苍辞肠*颈尘谤.迟辞丑辞办耻.补肠.箩辫(*を蔼に置き换えてください)
