2015年 | プレスリリース?研究成果
原子1个の厚みの二酸化チタンシートの作製に成功-グラフェン类似の极薄新材料の诞生-
東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の大澤健男助教(現 国立研究開発法人 物質?材料研究機構(NIMS)主任研究員)と一杉太郎准教授の研究グループは、同機構の幾原雄一教授、王中長准教授らのグループと共同研究を行い、「原子1個の厚み」の二酸化チタン(TiO2)シートの作製に成功しました。
近年、グラフェンをはじめとした原子1个の厚みをもつ原子シートに注目が集まっています。2010年のノーベル物理学赏の対象となったグラフェンは、原子シートの中の电子が非常に高い速度で移动するため、超高速电子デバイスやディスプレイなどへの応用研究が精力的に进められています。他にも、レーザーや発光素子等へ展开ができる兴味深い光学的性质を持つ原子シートも知られており、新たな物质の开発竞争が起きています。その候补のひとつである「金属酸化物」は、强磁性、强诱电性、超伝导や触媒効果などの多彩な性质をもつ魅力的な材料です。しかし、今まで「高机能性を有する金属酸化物原子シートを作製し、特异な机能を创出する技术」は确立されていませんでした。本研究グループは、原子レベルで构造がわかっているチタン酸ストロンチウム(厂谤罢颈翱3)の基板表面上にアルミン酸ランタン(尝补础濒翱3)を堆积させ、超高分解能走査型トンネル顕微镜と走査型透过电子顕微镜で観察しました。その结果、「尝补础濒翱3薄膜表面に原子1个の厚みの二酸化チタン(罢颈翱2)2次元シート材料が自発的に形成される」という新事実を発见しました。この罢颈翱2原子シートは、金属酸化物の多彩な物性を活用した电子デバイスや触媒材料など、「新たな酸化物原子シート」としての机能が期待できます。
本研究成果は、8月20日(米国東部時間)に、米科学誌「ACS Nano」オンライン速報版に掲載されており、近日中に正式掲載されます。
ナノ构造制御された2次元罢颈翱2原子シート(Ti: 赤, O: オレンジ)。格子状の模様が周期的に形成されている。
问い合わせ先
<研究に関すること>
一杉太郎 (ヒトスギ タロウ)
東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)准教授
Tel: 022-217-5944
Email: hitosugi*wpi-aimr.tohoku.ac.jp(*を@に置き换えてください)
<报道担当>
东北大学原子分子材料科学高等研究机构(础滨惭搁)
広报?アウトリーチオフォス
Tel: 022-217-6146
Email: outreach*wpi-aimr.tohoku.ac.jp(*を@に置き换えてください)
